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“減衰”について、わかりやすく説明してください。 |
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自動車の足回りを例にしますと、通常の足回りにはバネとダンパが併用されていますが、
ダンパが無くバネだけの場合は、悪路走行などの際、自動車の振動は収まりません。
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ところが、ダンパとバネを併用いたしますと振動が早く収まります。
これが、ダンパを使用した減衰効果です。
「GHハイブリッド」は、この減衰特性を住宅に応用したものです。
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「マグニチュード」「震度」「層間変位」「加速度」「ガル」をわかりやすく説明してください。 |
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「マグニチュード」: |
発生した地震のエネルギーそのものの大きさを表す単位です。
従って、一つの地震に対し一定値です。 |
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「震度」: |
震度計を用いて地震の強さを計測し値を10段階に分類したものです。
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(表2気象庁震度階級関連解説表は、こちら) |
「層間変位」: |
下層階床面と上層階床面の相対変形量(2階建てだと1階床面と2階床面の変位量) |
「加速度」: |
速度の時間に対する変化率を表します。
阪神大震災では神戸海洋気象台で
818ガルの加速度が観測されていますが、
例えばこれは、時速60kmで走行中の車
を約2秒で急停止するときに体が受ける
加速度とほぼ同等です。
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「ガル」: |
加速度の単位で[Gal.]と書きます。
[Gal.]=[cm/s2]です。
1Gは980[Gal.]となります。また、震度3程度の地震では8~25ガル・
震度4では25~80ガル程度です、また震度5弱程度の地震では80~175ガル、震度5強では175~250ガル程度です。
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「耐震構造」・「免震構造」・「制震構造」との違いは? |
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「耐震構造」: |
建物の矩体を筋交いや補強金物等を用い強化し地震の揺れに対してひたすら耐える構造です。(図7)
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「免震構造」: |
地盤と建物の間にゴムなどの振動絶縁装置を設置し地震の持つエネルギーを建物に伝わりにくくする構造。(図8)
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「制震構造」: |
地震時に生ずる建物の変形を特殊なオイルダンパ装置で吸収することで家屋の揺れ
(但し1階床は除く)を軽減する構造、「GHハイブリッド」も制震構造です。(図9)
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図7.耐震構造 |
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図8.免震構造 |
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図9.制震構造 |
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●設置時
地盤や敷地条件などの制約がなく、低価格で設置することが出来ます。 |
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●設置時
地盤や敷地条件などの制約が多く、また設置には相当額の予算が必要です。 |
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●設置時
地盤や敷地条件などの制約がなく、比較的低価格で設置することが出来ます。 |
●震災時
建物自体ががっちり建てられているため、地震の揺が増幅することがあります。 |
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●震災時
地震の揺れが建物に伝わりにくいため、震動が大きく軽減されます。 |
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●震災時
地震の揺れを吸収・軽減します。連続で発生する余震にも効果を発揮します。 |
●震災後
建物の損傷や家具の転倒などで、生活の復旧に大きな負担がかかることがあります。 |
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●震災後
建物の損傷や家具の転倒を防ぎ、震災後の生活を早期に復旧することが出来ます。 |
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●震災後
建物の損傷や家具の転倒を抑え、震災後の生活を早期に復旧することが出来ます。
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【一口メモ】 耐震工法は地震エネルギーが
そのまま家屋に伝わるので、制震に比べ地震時
に壁や家具等の損傷がしやすくなります。一方、
制震は地震エネルギーを「GHハイブリッド」
自体で吸収するので、地震時でも壁や家具等の
損傷は最小限に抑えられます。
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地震の縦揺れに効果はありますか? |
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14:
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「GHハイブリッド」は、水平方向の揺れを低減するもので、縦方向の揺れを低減するも
のではありません。但し、家屋は地震を受けると、横揺れは上層階にいけばいくほど増幅
する傾向にありますが、縦揺れはほとんど増幅しません。また、一般的に地震の縦揺れで
倒壊に至るような縦揺れの記録は観測されておらず、縦揺れと同時にくる大きな横揺れが
建物に影響を与えている事が判明しております。従って地震には、横揺れを制する事が地
震を制することに一番有効であり、縦方向の揺れに対しては、しっかりとした基礎を作ることが重要です。
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「GHハイブリッド」を装着すれば、地震時の家具転倒を防ぐことができますか? |
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15:
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「GHハイブリッド」を取付けることで層間変形を抑えるため、通常の家屋と比較し家具
が転倒する危険性は大幅に減ります。しかし、「GHハイブリッド」が必要本数装着されていない場合や、
家具の種類、設置場所・方法などによっても効果は異なりますので、絶対に家具が絶対に転倒しないということでは有りません。
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16:
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「GHハイブリッド」の効果が発揮される震度はどのくらいからですか? |
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16:
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地震の特性によっても異なりますが、震度3~4の領域から「GHハイブリッド」の効果が発揮されます。
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大きいといわれている地震は、一年にどのくらいの数がありますか? |
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17:
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1999年1月から12月迄の一年間で、震度3以上の地震は105件ありました。
これは実に約3日に1回の地震が発生していることになります。
(観測地域:全国 気象情報発信システムの調査結果より記載)
また、これまでの調査で日本列島は4つのプレートと無数の活断層があることが
分かっています。いわば日本列島とは地震列島とも言えるでしょう。
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18:
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「GHハイブリッド」以外に住宅を対象とした制震装置はありますか? |
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18:
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「GHハイブリッド」はオイルダンパを使用して家屋を
制震していますが、他社製品には粘弾性ダンパを使用した
制震装置があります。粘弾性ダンパとは鉄板の間に挟まれた高減衰ゴムが戻ろうと
するときの抵抗力によって家屋の揺れを抑えるダンパです。
これらのダンパは温度によって減衰特性が大きく変動する
ため一年を通して安定した制震効果が得られるのか不明で
す。ちなみに「GHハイブリッド」の場合は-10℃~
+50℃まで安定した減衰力特性を有していますので外気
温に関係なく安定しています。
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床や天井、土台と基礎の間に「GHハイブリッド」を取付けても効果があるのでは? |
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19:
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「GHハイブリッド」は、家屋の層間に取付け揺れを抑える装置です。したがって床や
天井または土台と基礎の間に取付けても効果は期待できません。
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20:
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「GHハイブリッド」の装着に際し、認定の取得は必要ですか? |
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20:
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「GHハイブリッド」は建築基準法上の制約を受けない製品のため、施工者側での認定の取得は必要ありません。
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