|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
41:
|
製品の性能認定などは取れているのですか?
|
|
41:
|
「GHハイブリッド」は、国土交通省所管の財団法人 日本建築防災協会の
性能評価認定を受けております、認定番号DPA-住技―1号です。
この制度は耐震補強工法に客観的な評価を与えることで、優れた製品・工法の
適正・迅速な普及を図ることを目的としております。
技術評価した技術については、さまざまな方法で公開、広報されていく予定です。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
42:
|
「GHハイブリッド」の装着による構造面のメリットは? |
|
42:
|
大地震が発生した場合、 図15-A
のように「GHハイブリッド」を装着してい
ないと、建物は塑性域(残留変形があり構
造躯体の大幅な補修が必要)に入りますが、
「GHハイブリッド」を装着することで塑性
領域の中でも弾性領域に近い領域に建物変
形を抑えることができるため、構造躯体の
損傷を低減することが可能となります。
これにより、「GHハイブリッド」を装着した建物は、地震を受けた後でも軽微な補修を行なう
だけで引き続き使用することができます。また、中小地震が発生した場合、図15-Bのように
「GHハイブリッド」を装着することで、建物を弾性領域(残留変形が残らない領域)に抑えること
が可能です。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
43:
|
平屋に装着した場合の効果は? |
|
43:
|
「GHハイブリッド」を取付けることで、家屋の屋根部の変形(揺れ)を抑えて矩体の損
傷を低減する効果があるため修繕費用が少なくて済みます。また、瓦のずれ防止効果にも
期待できます。(鹿児島県川内市で2棟の平屋への採用実績が有ります。)
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
44:
|
住宅の構造別(在来、2×4、パネル工法、RC等)の実験データはありますか? |
|
44:
|
在来、2×4、パネル工法の実験は実施済みで、工法によらず制震装置「GHハイブリッド」の有効性を確認しています。
但し、RC工法については「GHハイブリッド」の設置場所が無いため実験データはありません。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
45:
|
2×4工法家屋は地震に強いので「GHハイブリッド」は不要では? |
|
45:
|
弊社の行なった、2×4家屋の加振比較実験では、「GHハイブリッド」未装着の場合で
大地震時の建物挙動に在来木造住宅と比較し顕著な差は見受けられませんでした。
また、2×4家屋に「GHハイブリッド」を取付けた実験では未装着と比較し、
約50%の低減効果が確認されました。その結果2×4家屋に対しても「GHハイブリッド」の有効性が確認されました。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
46:
|
筋交いとの併用は可能ですか? |
|
46:
|
筋交い(90×45)と制震装置をご使用いただくことで、□120mmの柱の場合で、
90×45の筋交いとの併用が可能です。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
47:
|
「GHハイブリッド」を付けることによって、筋交い量は減らせるのですか? |
|
47:
|
筋交い量は建築基準法上、静的加力に基づいて決定しています。「GHハイブリッド」は
動的に力を発揮しますが、静的な荷重を受けることができません。
したがって、建築基準法で定められた筋交い量を減らして「GHハイブリッド」を取付けることはできません。
但し、規定の壁量より筋交いが多く入っている場合には、筋交いの替わりに「GHハイブ
リッド」を入れることができますし、筋交いと「GHハイブリッド」の併用も可能です。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
48:
|
公庫仕様の家屋は地震に対して強いのではないですか? |
|
48:
|
弊社が実施した公庫仕様の家屋を使った加振実験(阪神淡路大震災の際に神戸海洋気象台
にて記録された地震波を使用)では、「GHハイブリッド」未装着の場合、躯体は大きく損
傷を受け引続き住める状況ではありませんでした。
実験の建物は「GHハイブリッド」装着・未装着とも、壁倍率比較で5倍以上の筋交い量が入っており、
耐震工法の建物と同等以上の硬さを持っていました。通常の規模の住宅は、
実験の建物より筋交い量が少ないことから更に倒壊しやすいことが考えられます。(図17)
一方、「GHハイブリッド」を装着した家屋には躯体損傷は見受けられず、引続き使用可能な状態でした。(図18)
|
|
表3.公庫使用の家屋を使用した3次元加振実験結果 |
|
「GHハイブリッド」 |
最大層間変位(mm) |
低減率 (%) |
1回目加震 |
未装着 |
61.6 |
ー |
装 着 |
18.5 |
70.0 |
2回目加震 |
未装着 |
319.0 |
ー |
装 着 |
26.7 |
91.6 |
入力地震波:神戸海洋気象台南北波(JMA KOBE NS波) |
|
この実験結果からも、公庫仕様の家屋といっても大地震に対しては万全とは言えませんし、
「GHハイブリッド」などの振動吸収装置を設置することは地震対策に有効です。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
49:
|
Q49:「GHハイブリッド」を取付けると断熱材が入らないのでは? |
|
49:
|
外断熱の場合は無論ですが内断熱工法でも取付可能(ただし、「GHハイブリッド」の
本体の直径は66㎜あります)です。また外断熱の場合は、ビスの長さに注意し制震装置本
体や接続特殊合板を固定しないよう注意してください。
「GHハイブリッド」を耐力壁以外の壁に取付けた場合は、断熱材の入るスペースは減少し
ますが、熱伝導率の低い発泡ウレタン系の断熱材等を使用することで対処できるでしょう。
ただし、筋交いとの併用では、外断熱をお薦めします。
|
|
| |
|
|
|
|
|
|
|
|
一覧へ戻る |
|
|